レーザーカッターで加工品を作成したいときは、データと素材をご用意ください。
入稿データについて

スタッフ
ご来店の場合は、直接ご説明致します。
データ形式について
当店で利用するソフトはCorelDRAW(X7)です。
以下の拡張子など、ほとんどのデータ形式の読み取りは可能です。
推奨データ
ai
cdr
svg
dwg
dxf
互換性の問題でデータが化けてしまうケースがありますので、保存する際にPDFにして入稿していただくことを推奨しております。
データの作り方について
レーザーカッターでは、彫刻(材料の表面を薄く削り模様を作れます)とカット(材料を完全に切り抜き)のデータをあらかじめ作成する必要があります。
データ作成時は、使用色で彫刻とカットの区別をお願いしております。
彫刻
材料の表面を薄く削り模様を入れます。
指定色
Black(RGB:0:0:0/CMYK:0:0:100)
※文字の彫刻がある場合は文字をアウトライン化してください。
彫刻の深さを複数指定したい場合
彫刻は色分けで彫の深さをコントロールできます。
この場合の色は、独自のカラーパレット(CMYK、RGB混合)を使用しますのでスタッフが行います。
また、彫の深さの希望はスタッフにご相談ください。
カット
完全に切り抜きます。
指定色
Red(RGB:255:0:0/CMYK:0:100:100:0)
Blue(RGB 0:0:255/CMYK:100:100:0:0)
いずれも「線幅 0.01pt」で作成してください。
データを作成する際にこれらを使い分けることによって、様々な作品を作ることができます。
彫刻・カットともに、レーザーで加工した面(表面・断面)の加工跡の色は素材によって変わります。(木材は焦げたような色、紙やアクリルは白っぽくなるなど)
同じ材料でも素材やメーカーによってレーザーに当たった部分の発色が変わります。
データ作成が不安な方へ
素材について
加工する板や紙のサイズは以下の通りです。
板のサイズ | 300mm×600mm |
板の厚み | 10mm前後 (例→木材:10mm前後、アクリル:10mm など) |
但し、片辺が600mm以内であれば、マシンに入れる事が可能です。
一度に実行出来るサイズ(300mm×600mm)以内の加工までは可能です。
加工可能な素材一覧
下記の素材は加工可能です。
下記にない素材でも加工可能な場合があります。加工したい素材を持ち込み又は郵送(送料はお客様負担)いただければ、無料でテスト加工を行います。
素材名 | 彫刻 | カット | |
---|---|---|---|
木材 | ベニア | ◯ | ◯ |
MDF | ◯ | ◯ | |
天然木 | ◯ | ◯ | |
アクリル | ◯ | ◯ | |
プラスチック | PA | ◯ | ◯ |
POM | ◯ | ◯ | |
PES | ◯ | ◯ | |
PET | ◯ | ◯ | |
PI | ◯ | ◯ | |
PS | ◯ | ○ | |
PMMA | ◯ | ○ | |
PC | ◯ | ◯ | |
PP | ◯ | ◯ | |
ABS | ◯ | ◯ | |
フィルム/フォイル | ポリエステル | ◯ | ◯ |
ポリカーボネート | ◯ | ◯ | |
ポリエチレンテレフタレート | ◯ | ◯ | |
ポリイミド | ◯ | ◯ | |
紙 | ◯ | ◯ | |
布地 | アラミド | ◯ | ◯ |
綿 | ◯ | ◯ | |
絹 | ◯ | ◯ | |
フェルト | ◯ | ◯ | |
フリース | ◯ | ◯ | |
レース | ◯ | ◯ | |
ポリエステル | ◯ | ◯ | |
合成繊維 | ◯ | ◯ | |
工業用布 | ◯ | ◯ | |
皮革 | ◯ | ◯ | |
ゴム | ◯ | ◯ | |
ガラス | プレスガラス | ◯ | × |
フロートガラス | ◯ | × | |
クリスタルガラス | ◯ | × | |
ミラーガラス | ◯ | × | |
石 | セラミック | ◯ | × |
御影石 | ◯ | × | |
大理石 | ◯ | × | |
天然石 | ◯ | × | |
粘板石 | ◯ | × |
彫刻の色の出具合は素材により異なります。切断は素材の厚みにより、できない場合もございます。
(例:木材、アクリルは10mm程度)